オッサン的 批評

定年へのカウントダウンが始まりました。趣味を見つけようとブログを始めました。

映画”藁の楯”  こいつ 守る価値あんのか??

映画 ”藁の楯” 観賞ブログ


①”藁の楯”DATA
公開 2013年
監督 三池祟史
原作 きうちかずひろ  小説 ”藁の楯” 
上映時間 125分
興行収入 18.3億円
ジャンル アクション・スリラー
キャッチコピー  『日本全国民が敵に成る!』

⓶キャスト
銘苅  大沢たかお   警視庁SP 清丸護送任務 妻
白岩  松島菜々子   警視庁SP 清丸護送任務 たぶんシングルマザー
奥村  岸谷五朗    警視庁捜査1課警部補     清丸護送任務
神箸  永山絢斗    警視庁捜査1課巡査部長    清丸護送任務
関谷  伊武雅刀              福岡県警 捜査1課巡査部長  清丸護送任務
清丸  藤原竜也    暴行殺害犯 7年前西野めぐみちゃん殺害 
蜷川  山崎努     超金持ち 政経界の大物 


www.youtube.com 掲載させていただきます。 ありがとうございます。


③あらすじ
清丸藤原竜也)は7年前西野めぐみちゃん(当時6歳)を
暴行殺害事件を起こし服役、
出所後すぐに蜷川孫娘暴行殺害事件を起こし指名手配される。
蜷川山崎努) は復讐の為 
新聞広告に「清丸を殺したものに懸賞金10億円を出す」と発表、
同時にネット上で”清丸サイト”を立ち上げる。
清丸を匿っていた人物に狙われるも相手を刺し、
福岡県警に自首
警視庁は清丸福岡⇒東京の護送の為にSPとして
銘苅大沢たかお)と白岩(松島菜々子)を派遣
警視庁捜査1課からは奥村岸谷五朗)、神箸永山絢斗)の両刑事も同行
福岡からは福岡県警刑事関谷伊武雅刀)  も加わり
5人で清丸護送チームを作り、
警視庁の威信をかけて多くの機動隊をつけ護送を行うも
10億円を狙い全ての国民、警察が敵となり行く手を阻む!

 


オッサン的映画批評

この映画の原作はあのきうちかずひろです。
お若い方は”きうちかずひろ”と言われても分らないかも知れませんが、
ヤンキー漫画として有名な”BE-BOP HI-SCHOOL”の作者です。
ビーバップハイスクールは1983年から2003年まで
ヤングマガジンに連載され大ヒット!!
単行本も48巻 累計発行部数4千万部を突破!
アニメ化はもちろん映画化TVドラマ化 
パチンコ・パチスロの機種にも成っています。
オッサンの世代は学校で先を争って読んでいたのを思い出します。
ちなみにオッサン今日子よりも順子よりも祥子のファンでした(笑)



清丸を狙った奴
この映画 犯人清丸を数々の人が狙ってきます。
第一の使者は匿っていた友人がくぎ抜きの工具
第二の使者は福岡の留置所で警察官ナイフで!
第三の使者は治療に当たっていた看護師さんがカリウム製剤で注射!
第四の使者は輸送予定の飛行機整備士
そして第五の使者はトラックの運転手 
ニトロを抱いてトラックで突っ込んでくる!
いやーやっぱり10億もらえるとなると誰でも人殺しの罪を犯すものなんでしょうね!
護送方法も最初は飛行機⇒警察機動隊の護衛車といろいろ手を変え護衛します。
まーここで簡単にヘリコプターにしちゃえば話は簡単なのですがそれだとね~
お話に成らないので!

機動隊の護衛車の中に、二人の機動隊が入ってきて銃を乱射
清丸を庇って銘苅は銃で撃たれます。
防弾チョッキを着ていた事でなんとか大丈夫なんですが・・・
次に襲ってきたヤクザ風の男達 
新幹線でこいつらが銃で向かってくる。
残念ながらこの銃撃戦で神箸刑事撃たれて死亡
何故、彼が防弾チョッキを着ていなかったのは・・・
やっぱ お話ってことでww


神箸刑事は、死に際で「こいつを命を懸けて守る価値あるのか?」問いかけます。
この問いかけ 実は異口同音に皆が口に出します。
まーオッサンもそう思うし、この五人のチームにいたら即撃ってます!
だって10億だよ! 10億!!
サラリーマンの生涯収入が2億と言われているからその5倍!
この場合の人殺しなら懲役5年~10年くらいでしょうか?
たぶん 刑務所でも尊敬されるだろうな~~
きっと三食昼寝付き!!
だって他の服役囚もゴマ擦ってくるはず!
もちろん 刑務官贔屓してくれるサッ!

神戸駅で新幹線から乗客を降ろすことに成るのですが、
独りの男が女児を人質に取り「清丸を出せ!」と迫ってきます。
女児に包丁を突き付けながら!!
関谷刑事はこの男を銃で撃ち殺し護衛チームから脱落!
これを見ていたクズ 清丸はニヤッと笑い「やったね💓」とツブヤキます。
やっぱ 殺すか!!


3人に成った護送チームは結局、新幹線から降り
歩いて行くわけですが・・・
ここでまた 不思議なことが・・・
ちょうど来た車を止めて護送チームはそれに乗ることに成るのですが、
なんとその車 清丸の一人目の被害者 西野めぐみちゃんのお父さん
これが偶然なんてことは無いよね~ もし 偶然なら
神様もやっぱり「殺したい!」 そう思ってるはず!!


実はここまでどんなに交通手段を変え、どこに向かっても何処にいても
”清丸サイト”で位置が明確になっているのですが、
全員が不思議に思い、何度も疑心暗鬼となり自分以外を疑います。
その答えが明らかに成ります。
なんと奥村刑事マイクロチップを体に埋め込んでいました。
奥村が言うには誰かが清丸を殺せばこれでも10億もらえるんだって!
それなら自分で殺せばいいのに!
合わせて20億!!
あ~バラ色の人生ww


この後 タクシーで逃避行、蜷川との電話の最中、
気を抜いた瞬間に清丸銃を奪い白岩撃ち殺します。
まーこの時に黒岩の顔 さすが藤原竜也 名演技です。
しかも殺した理由が「オバサン臭い」
松嶋菜々子をオバサン臭いですよ!
たぶん この頃はまだ40歳には成っていないはず!
「きれいなお姉さん」2代目でGTOあづさ先生
反町の復習が怖い・・・ 薬で復讐されるかもw
やっぱ撃てばいいのに!!

ラストは警視庁 桜田門銘苅蜷川が対峙します。
周りにたくさん警察やマスコミ、野次馬います。
ここで誰も殺しに行かないのが一番の謎・・・

蜷川は仕込み杖を抜き! 清丸に襲い掛かる!!

銘苅が立ちはだかる!
蜷川が問う
「何故 このクズを守るのか?」

こいつ 守る価値あんのか??

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blog後記
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子宮に沈める。 

子宮に沈める

DATA
公開 2013年
監督 緒方貴文
オレンジリボン映画 推薦作品
上映時間 95分
キャスト
由希子    伊澤恵美子 (訂正済み・申し訳ありません
幸           土屋希乃
蒼空        土屋英輝


www.youtube.com


あらすじ
由希子伊藤恵美子)は、長女  (土屋希乃)と長男 蒼空 (土屋英輝)との4人家族として暮らしていた。 
その頃の由希子専業主婦として子供たちを大事に、幸せに暮らしていた。
やがて夫は家に帰らなくなり離婚
離婚の原因は夫ばかりで無く、由希子にもがいた。
この為か? 慰謝料は取れなかったと思われる。
由希子は子供を食べさせるため、働きに出る。
なんとか資格を取ろうと勉強をしていたが、仕事育児疲れ果てていく
ある日、由希子を奇麗に結い直し 
二人を残し出ていく
何かを察したのか
「ママ 早く帰ってきてね」とお願いをする。


オッサン的映画批評
この映画の元と成った事件は2010年に発生した「大阪二児餓死事件」である。
「大阪二児餓死事件」とは大阪西区のマンションの一室で3歳の女児1歳の男児が、育児放棄によって餓死した事件である。
遺体が発見されたのは7月30日
近所から「異臭がする」との通報で駆け付けた警察が発見
置き去りにした母親は風俗店に勤務する23歳だった。
当時 この事件はマスコミを騒がした。
我が子の育児を放棄し、餓死させるなんて信じられない事件として覚えている。
もちろん 世間からも非難の声が浴びせられた。


この映画、結末が分かっているだけに胸が痛くなり、涙なしには見られなかった。
実はこの2、3日 ブログを更新できなかったのもこの映画を見たからである。
いつものようにおもしろ、おかしくなんて書ける作品ではない
見るのを薦める映画ではない


しかし
これがほんとにあった事件なら見るべき 
いや 
広めるべき映画と思い
書くことにしました。


オッサンが書いたところでほんとに数人にしか広がらないとは思いますが、
この映画 いや 事件
母親が悪い!!
と一方的に決め付けるのではなく
この事件を生んだ日本にも何かしら問題があるはずです。

実際の事件の母親の生い立ちは、
小学生の頃、両親が離婚
中学生で何度も家出を行い
二十歳結婚、長女を出産
翌年 長男を出産
更に翌年、自らの浮気借金離婚
離婚の家族会議では


「親の世話にはならない」


「借金は自分で返す」


誓約書を書かされる。


夫からは養育費はもらえない

こんな環境で小さい子供二人を喰わせられますか?

彼女はまだ23歳ですよ

絶対無理だろ!

親も親だし、前夫も!

浮気相手もみんな 何考えてるんだ!

しかも児童手当なども受給してない!

金が全てとは言わないが、金が無きゃ死ぬだろ

無知にもほどがあるだろ!

教育されてない!! では済まされない

結局 一人で働いて育児に疲れ

この21世紀の世の中で 

この飽食の日本で

餓死!!

ありえないだろ!!

しかも このマンションの住人達!

毎日 子供の泣き声 聞いている。

インターホンで『ママ』『ママ』

叫んでいる声、聞いている。

助けれよ

何とかしてやれよ!!

 

・・・

 

・・・

 

でも 隣に住んでいたら

出来たのだろうか?・・・


結局 
こんな社会を作っているのは自分

こんな日本を作っているのは自分

それを忘れないためにも見て欲しいです。

二児の魂が安らかなことを祈って

 

 

 

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blog後記
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ご希望通り削除させていただきました。 

映画『葛城事件』と『付属池田小学校児童無差別殺人事件』比較

葛飾事件

DATA
公開 2016年 PG12
監督 赤堀雅秋
上映時間 120分
キャスト
葛城清   三浦友和  父 金物屋 
葛城妙子  南果歩   母 
葛城保   新井浩文  兄 既婚 リストラ
葛城稔   若葉竜也  死刑囚 無差別通り魔殺人犯
星野順子  田中麗奈  妻 獄中結婚 死刑反対論者? 偽善者?


www.youtube.com 掲載させて戴きます。 ありがとうございます。


あらすじ
葛城一家、父 葛城清三浦友和)は、良い父良い家庭を築く為、
妻 妙子南果歩) と結婚をし 二人の息子(兄 保(新井浩)・弟 稔若葉竜也)を儲け、一戸建ての家を建てる。 
ここまでは普通なのだが、どこをどう間違ったのか? 
兄はリストラに成り自殺、弟は無差別通り魔殺人を犯し死刑囚になり、
妻は精神を病んでしまい施設へ...

あの家には清だけが残された・・・ 

そこに獄中結婚をする為、星野順子田中麗奈)が現れる。


オッサン的映画批評
あらすじにも書きましたが、
どこにでもある一般の家庭で起きた事件、異常な無差別通り魔事件 
これがなぜ起きたかをテーマにしている映画だと思います。
見ればすぐわかると思いますが結果的には父,清原因なのですが、
は、少しだけ
少しだけ口が悪くて、
少しだけ自己中心的 そして少しだけ音痴w ・・・と 
ほんとひと昔前の父、昭和の父と言ったらわかりやすいでしょうか? 
口癖は「俺がいったい何をしたってんだ!」
「お前じゃ話にならん責任者(店長)を呼んで来い!」です。
父権が通っていた時代にはどこにでもいた普通の父です。 
もちろん 現在では、通用しないことも本人も薄々気づいていることでしょう 
言葉には出ていないもののその動きには出ているように感じを受けます。
可哀そうな父とも言えるかもしれません。 
映画にはもちろん出てきませんが
おそらく死んでいるだろう清の母が居れば
この家族も違っていただろうと思います。
ちなみにオッサン本人も多かれ少なかれこの傾向は残っていると思います。 
いや 残っています。 
子供が言う事を聞かない時、例えその言い分が解っていても
高圧的に怒った事もあります。 
もちろん その対象がの時もあれば部下の時もあります。 
いわゆるパワハラですね。 
いけない事だとはもちろん解っていますが
何故かそうなってしまうこともしばしばです。 
改めようと思っても又、すぐやってしまう・・・
それでも 今 普通(?)に暮らし、
子供たちも成長し一人前になったのは
妻のお陰と思っています。 (ちょっと怖いけどww)

 

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『葛城事件』『付属池田小学校児童無差別殺人事件』比較


さて、この映画『葛城事件』の元になった事件は、
2001年に起きた『付属池田小学校児童無差別殺人事件』です。 
この事件では出刃包丁を持った男が
『付属池田小学校』というエリートの子供たちが通う小学校に押し入り 
児童8名を殺し、教員を含15名にけがを負わせました。 
そして最後の一人を刺した時「あ~しんど」という
なんとも腹立たしい一言を吐きました。
もちろん取り押さえられ死刑となります。 
映画では凶器の出刃包丁を通販で買ったタガーナイフ
犯行場所は小学校では無く、地下鉄のホーム 
犠牲に成ったのは児童では無く、大人と違いはあるものの 
あの言葉「あ~しんど」は台詞として残しています。
死刑囚となった犯人は、刑務所や公判中で「早く死刑にしてくれ!」
亡くなった子供に対しても「わしの自殺の為に生きてきたんだ!」
「ガキが死んでくれたからわしは死刑になれる。ありがとう」などと
言ったそうです。
他にも饒舌にかなり腹立つ言葉を吐きますが、書きたくありません
映画でも似たような台詞を吐いています。怒!
それでも最初は精神に異常をきたしていたと
「無罪になるのでは・・・」と報道されていたのを覚えています。

その後 文通を経て獄中結婚を行うのは両方とも同じです。
オッサン的には事件の背景として父を悪者にするのも分かりますが、
獄中結婚の部分にもう少しスポットを当てて欲しかったと思います。
一家全てが異常なだけに
この獄中結婚が異常に見えなくなっているのが少し残念な気がします。
それでも 他の映画とは違った意味で胸に残る映画
いや 胸につかえる映画です。

 

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blogあとがき
今回より改行増やしてみました。
読みやすいでしょうか?・・


 

映画『凶悪』が『上申書殺人事件』に加えたもの

『凶悪』
DATA
公開 2013年 R15
監督 白石和彌
原作    新潮45編集部
   「ある死刑囚の告白」
上映時間 128分
興行収入 2億円
ジャンル 邦画 サスペンス
キャスト
藤井修一      山田孝之  雑誌の記者 モデルは、新潮45記者  
                                          妻からは「修ちゃん」と呼ばれている。
須藤純二      ピエール瀧 暴力団組長 死刑囚
木村孝雄       リリー・フランキー 不動産ブローカー 先生
藤井洋子       池脇千鶴       修一の妻     義母の認知症の介護中
藤井和子       吉村美子       修一の母     認知症
五十嵐邦之    小林且弥      須藤の舎弟で片腕 


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あらすじ
藤井修一  (山田孝之)が所属する雑誌「明潮24」、編集長のところにある死刑囚須藤純二 ピエール瀧)元暴力団組長から手紙が届く 手紙の内容は須藤は他にも余罪の殺人事件を三件起こしておりその共犯者がまだシャバでノウノウと生きている。 そいつに復讐したいという話だった。 その相手は先生と呼ばれる不動産ブローカー、木村孝雄 (リリー・フランキー)だった。 藤井は編集長に取材を希望するも断られる。 仕方なく藤井は単独で取材を始める。

オッサン的映画批評
この映画『凶悪』にも元の事件がある。 このところオッサンはこのての映画をよく見ている。 前回の『サニー・32』やその前の『渇き』・『恋の罪もそうである。 なぜこの頃それに惹かれているかというとオッサンも一度小説なるものを書いてみようか?と思っているからである。 この拙いブログを読まれている方にも一度くらいは『自分の本を出したい!』と思われている方もいらっしゃるかと思います・・・ オッサンも実はそれがなんですw
といっても 頭から小説のネタなんて沸いてくるほど想像力も無い、何か自分の経験から・・・と言っても平々凡々の人生、それならば・・・と考えたのがこの原作(実話・事件)ありの小説である。 まぁ道は険しいかとは思いますが、その為にも何作か今回のように元事件ありの映画を見て批評していきたいと思います。

映画『凶悪』が『上申書殺人事件』に加えたもの
この映画の元事件は『上申書殺人事件』と言われ、1999年に茨木県で起きた事件である。 『上申書殺人事件』は、死刑判決を受けた暴力団組長Gが上申書を提出、その中には自分にはまだ余罪として三件の殺人事件があり、その共犯者である『先生』と呼ばれる不動産ブローカーXを捕まえてくれという内容だった。 Gに取材をしていた潮45新の記者がそれを取材し明らかにし、刑事事件化したという事件である。

これを読んでわかる通り『上申書』『手紙』という相違点を除けばほんとうにソックリそのままだ。
しかし、映画『凶悪』との大きな違いは主人公 藤井修一の背景として認知症の母藤井和子(吉村美子)とそれを介護する藤井洋子  ( 池脇千鶴 )を加えた点が素晴らしい、もちろん池脇千鶴 の演技は本当に目を見張るものがありそれだけでも価値のある作品に仕上がっているが後半にこの背景が大きく活かされるのである。
それというのは、共犯者である不動産ブローカー 木村孝雄 (リリー・フランキー)の罪というのが、ただの金銭トラブルでの殺人では無く、土地を持っている年寄りを殺し、その土地を転売し儲けるという方法である。そして、その殺人・死体遺棄の共犯者が須藤死刑囚で、二人が名コンビ?として活躍??している。 木村が映画の中で言うように二人は車輪の両輪として儲ける、本当の名コンビである。木村が、儲かる老人を探してきて、須藤が殺し、その舎弟の五十嵐(小林且弥)が協力し死体を遺棄する。ある老人は首を絞め、鉈で粉々にし焼却炉で燃やす。 またある老人には、須藤が素手で殴り気絶させ生きたまま木村の使っていない土地に埋める。そして またある老人は身体の調子が思わしくないため大量に酒を飲ませ心臓発作で殺し山林に埋める。 まさに最強・最悪な名コンビだ!!
劇中ではこの最恐コンビがオモシロ?可笑しく??人を殺す様が映画館の大きなスクリーンに映し出される。こわ!!
藤井記者がこの罪を暴く為に夜も寝ずに独りで翻弄しやがて刑事事件化しこの『罪』を暴き、有能な記者としてまるで「ヒーロー」のように崇められる。
ラストではなんとあの凶悪な死刑囚がキリスト教に改心し心安らかに生きていく。 
これが元で藤井の家庭は崩壊していくのだが、もう死んでいて見ず知らず老人の為に家庭を顧みずに働く藤井の心中、それに対比する、自分の妻であり生きている藤井洋子の苦悩がなんとも言えない 問題作である。 決して賛美することは出来ないがこれぞ、エンターテイメントと思ってしまうオッサンはやはり変質者なのだろうか・・・


池脇千鶴 が離婚届を見せる台詞が心を刺す
「楽しかったんでしょ こんな狂った事件追いかけて」
「あなたは楽しくて楽しくて仕方なかったのよ」
「悔しいけど あたしも楽しかった。」
「世の中にはこんな怖い事件あるんだ。」
----中略----
「あたし ずいぶん前からお母さんを殴っている。」
「もう罪悪感も感じなくなっちゃった」
「お母さんが死ぬのを心のどこかで待っている。」
「自分だけはこんな人間じゃないと思ってた。」

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映画『サニー・32』と『佐世保市小6生女児殺害事件』の共通点

サニー・32


DATA
公開 2018年 PG12
監督 白石和彌
スーパーバイザー 秋元康
上映時間 110分
ジャンル サスペンス


キャスト
藤井赤理 北原里英(元AKB48) サニー 中学校教師 24歳
柏原勲       ピエール瀧  神格化したサニーのファン 誘拐犯
小田武  リリー・フランキー 神格化したサニーのファン 誘拐犯
二代目サニー?   門脇麦   二人目のサニー 本物のサニー?
しずか  奥村佳恵  サニーの熱狂的信者 レズ?


www.youtube.com 掲載させていただきます。 素晴らしい動画ありがとうございます!!

あらすじ
中学教師藤井赤理北原里英)は、24歳の誕生日に突然、誘拐⇒監禁されてしまう。
拉致したのは柏原勲 (ピエール瀧)と小田武リリー・フランキー) 二人はサニーを心から愛していた。
誘拐の目的は赤理が13年前、函館で起きた小学生女児殺人事件の犯人(通称サニー)の為だった。
サニーは、その幼さと可愛さ故、『犯罪史上、最も可愛い殺人犯』と呼ばれ、一部ネット上の信者達から『神格化』されていた。
監禁された場所は人里離れた山小屋?の中 気を取り戻した赤理は、犯人二人に誕生日を祝われ、その模様はネットで中継されていた。
ネット上の熱狂的サニー信者たちがその山小屋に集まってくる。

オッサン的映画批評
映画『凶悪』白石和彌監督が これまた、『凶悪』ピエール瀧リリー・フランキーのコンビを迎え、2004年に起きた佐世保市小6生女児殺害事件』を元にした映画という事で期待して見るも主演、北原里英(元AKB48)の演技があまりにも幼稚でがっかりでした。 特に序盤はただ ギャー・ギャーと叫ぶだけでまるでお遊戯かと思えるほど・・・タダ、後に登場する二人目のサニー(門脇麦)と初代サニー?のギャップをワザと大きく見せるなら最高のキャスティングかもしれませんww
もっとも後半に成るに従え目が慣れた性かも知れませんがだんだんと上手くなってきている気がします。 やっぱり周りに名俳優が多いと成長するのでしょうか?

映画『サニー・32』と『佐世保市小6生女児殺害事件』の共通点

①神格化
この映画の元となった佐世保市小6生女児殺害事件』の概要は、被害者も犯人も同級生で仲の良い友達同士、犯行場所は学校、凶器はよくある文房具のカッターナイフという事件で当時、結構話題に成った用ですが残念ながらオッサンは覚えていない・・・ 
更に、犯人がとても可愛く、着ていたパーカーの胸のロゴがNEBATAと書いてあり『ネバタたん』事件とも言われ、一部ネットでファンがつき神格化していくという事件で後に佐世保市小6生女児殺害事件』よりもネバダたん事件』と呼ばれるようになりました。
映画の方も犯人は『サニー』という愛称で呼ばれ、先にも書いたように神格化されています。ちなみに何故『サニー』かというと写真を撮るときのポーズ、ピースが右手が3本・左手が2本でまるで『32』で『サニー』と呼ばれるようになります。 そして映画の方も元AKBの北原里英、アイドル! 両方とも可愛いのも共通点です。
まあ、映画の方はフィクションだから良いとして現実では、犯人リスペクトするのは、絶対にしないで欲しいと思います。 そういう発想、残念ながらオッサンには理解不能です。
ちなみに小学生当時の子役の顔 すごいソックリ!! 映画ってここまで探してくるのかと思うと感動的です。
⓶先進的
実際のネバダたん事件』ネバダたん』はなんとあの年代(2004年)で小6でネットでホームページを開いて遊んでいたというのですから凄いものですね。 映画の方でもドローンやユーチューブなどこちらも先進的な映画という印象を受けました。

ネバダたん事件』では影響され海外で『NEBADATAN』というロックグループが出来、こちらの映画でも冒頭の部分で「サニー♪(歌詞不明?)サニ~♬」の音楽が流れるという共通点もあります。


③犯人のその後、社会復帰
共通点といえるかわかりませんが、どちらの犯行も小6で14歳以下ということで逮捕されることも無く、何年か後には社会復帰をします。現在、『ネバタたん』のその後は分かりませんが、映画では2代目サニーというか本物のサニーを演じる門脇麦の台詞が印象的でした。 
場面は偽サニーが教え子を救う為 どうやってその犯行を止めたら良いのかを真サニーに聞き、サニーが画面越しに中指を自分で逆に曲げ、折りながら言うこの台詞です。

「人を殺すと罪は償ぐなえなくなるの」
「私には生きる権利より 前に罪を償う権利が無いの」
「止めてあげて!」
「ゆび 何本折ったら許してくれますか?」
「許してもらえるためには、やっぱり死ななきゃ ダメですか?」
「もうこの世にこんな人間が出ないように止めてあげて!」


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蛇足?報告!
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映画『渇き』の裏顔 2つの未解決事件

渇き。

DATA
公開 2014年
監督 中島哲也
原作 深町秋生
上映時間 118分
興行収入 7.5億円
ジャンル スリラー
キャッチコピー あなたの理性をぶっ飛ばす劇薬エンタテインメント
キャスト
藤島昭和 役所広司  元刑事 加奈子の父 桐子とは離婚
加奈子  小松菜奈  高校生? 
瀬岡   清水尋也  ボク 加奈子に憧れている いじめられている。
遠藤   二階堂ふみ 加奈子の友達
桐子   黒沢あすか 加奈子の母 藤島の元妻
東    中谷美紀  加奈子の元担任
辻村   國村隼   加奈子の担当医師 精神科
浅井     妻夫木聡  刑事 藤島の元部下
あらすじ
元刑事の藤島昭役所広司)現在の仕事は工事現場での収入を支えとし、酒とタバコに逃げ落ちぶれた生活をしていた。 ある日、藤島は離婚した元妻桐子黒沢あすか)の知らせで一人娘の加奈子小松菜奈)が失踪した事を知る。 藤島は、娘の失踪の手がかりを探すため桐子の家へ行くことに成るのだがその眼は心配よりも喜びに満ちている。加奈子の部屋を捜索し、小袋に入ったシャブを見つける。 桐子に友達の情報や生活態度などを訪ねるも桐子がしっているのは、加奈子の表の一面だけでその裏の顔は全く分かっていなかった。 藤島加奈子を探し出し失われた幸せな生活を取り戻すため、加奈子を執拗に探す。
一方 「ボク」こと瀬岡(清水尋也)は学校でいじめを受けていたが優しい一言を掛けてくれた加奈子に憧れを抱いていた。 


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オッサン的映画批評

この映画とにかくわかりづらい、話が解りづらいというより3年前現在の進行などが入り組んでいたり、視点藤島『ボク』の二つならまだしも所によっては遠藤二階堂ふみ)や加奈子視点もある。 小説なら読み返すことも出来ようが、何も知らないオッサンのような目線の視聴者には非常にわかりづらい、時系列でまとめろとは、言わないが、テロップで日時が表示されるが、PMOO時が先に書かれてあり飲み込むのに時間がかかる。 果ては偶によくわからんアニメまで途中に入るのは何かを「区別」しているわけでもなく無駄なのではないだろうか? 
まあ 原作を読んでいればすんなり入るのだろうが映画を1回見ただけではわからず、2回見ようかと思う程のラスト(集約)も無い映画だった。
違う構成(撮り方)をしていれば同じ話でもすんなり入るだろうと思う 残念!!

映画『渇き』の裏顔 2つの未解決事件
①スーパーナンペイ事件
⓶プチ・エンジェル事件

①スーパーナンペイ事件
「渇き。」の冒頭の事件、コンビニでの殺害事件は、1995年に起きた『スーパーナンペイ事件』を参考にした事件だ。
『スーパーナンペイ事件』は今もなお未解決事件となっており犯人はもちろん、逮捕されておらず関与者も不明の事件である。
事件の概要は1995年7月30日八王子市大和田にあるスーパーナンペイの事務所で当時17歳、アルバイトの女子高校生2人パート従業員計3人が頭など拳銃で撃たれ殺害された事件で今から25年以上も経ちますがその血まみれの惨状を想像すると身の毛もよだつ事件です。 女子高校生2人粘着テープで手を縛られていた。現場に残された足跡は一つ 警察はその粘着テープから犯人とみられる指紋を入手する。警察の1千万以上とも言われるデータベースから割り出されたのは、東京の多摩地域に住んでいた男 じゃー捕まえるだろうと思うでしょうが、指紋を証拠に犯人(重要参考人かな?)を割り出すには12点の一致を見なけらばならず、この男の指紋とは8点しか一致しておらず逮捕に踏み切れなかった。 ちなみに8点の一致1億人に一人だそうだ! そりゃ「確定」じゃないの? と思うが残念ながらこの男は6年前に死亡 現在も未解決事件となっている。

 

⓶プチ・エンジェル事件 
スーパーナンペイ事件「渇き。」では場面として使われているだけで特に大きな影響となるものは少ないようだが、このプチ・エンジェル事件はそうではなく、この映画の根幹にかかわる事件だ。
加奈子が友人に売り、又「ボク」犯された事など そしてこの加奈子の事件を警察が知っており、浅井 刑事 妻夫木聡)が隠ぺいしようと画策している部分、この売りの相手(客)が地位も金も名誉もある辻村國村隼医師)だったりと類似する点も多い

プチ・エンジェル事件とは、こちらもスーパーナンペイ事件同様未解決事件となっている。(警察的には「幕引き」されている。)
警察の「幕引き」とされた事件としては、2003年7月小学生らが誘拐拉致監禁されるも犯人が逃げ切れないと悟り自殺した為、逃げ出し、事なきを得た事件となっている。
一件落着!ww
しかし この事件 日本の「闇」と呼ばれた事件で当時、オッサンも週刊誌を買い読み漁った非常に興味深い事件だ。
・・・というのもこの犯人の死因はマンションでビニールを被って練炭自殺をしたことに成っているが、ビニールの一部が焼けており空気が漏れ、とても自殺できる状態ではなかったという事また、ビニールは内側から目張りをされているのだが、外側からもテープが張られていた!? ちなみに当時、テレビでこの自殺を実証実験したところ失敗!?
自殺した犯人の男は日ごろから少女売春を行っており、35億も売り上げており、フェラーリを2台所有していた。(単独な訳ないだろ!!)
小学生の少女が監禁されていたマンションには1階にコンビニがあるのに辻向かいのお花屋さんに逃げ込む(きっとコンビニは時間外でお休みだったんだw)
しかも、この男は顧客リスト?を持っており、そこに書かれている名前がマジヤバイ!
映画のように地位も名誉も金もある『医師』・『裁判官』・『政治家』そして『警察』!?  そして、あの超有名人も名前を連ねていたそうです。
こんな超!「面白そう」なお話 週刊誌・テレビなどのマスコミが見逃すはずも無く、最初は面白おかしく、報道をするのですが、途中からパッタリと警察の「幕引き」に合わせ報道されなくなります。(なんでやねん!!)
これを追っていたフリーのジャーナリスト東京湾死体で浮かぶ・・・
犯人の兄弟行方不明!? 監禁されていた少女たち行方不明??
売春をやらされていた少女らも何千人もいたのにダレ~も口を割らない・・・
どこまでほんとなのか? どこまでが嘘なのか??ほんと闇の中!!
オッサンもこんなこと書いてたら消されちゃうかもww

ちなみにこの映画『渇き。』もこの事件の性でわかりづらく(理解しづらく)しているのならこの監督中島哲也』 名監督だなww

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映画『シン・ゴジラ』足りない視点 3つ

シン・ゴジラ
DATA
公開 2016年
監督 庵野秀明
特技監督 樋口真嗣
上映時間 119分
興行収入 82.5億円

キャスト
矢口蘭堂 長谷川博己 内閣官房副長官 巨災対事務局長
赤坂秀樹 竹野内豊 内閣総理大臣補佐官 国家安全保障担当
カヨコ・アン・パタースン 石原さとみ 米大統領特使 日系三世
財前正夫 國村隼 自衛隊総合幕僚長 
志村祐介 高良健吾 巨災対
大河内清次 大杉漣 内閣総理大臣
東竜太 柄本明  大河内閣官房長官
花森麗子 余貴美子 大河内閣防衛大臣
里見祐介 平泉成  大河内閣農林水産大臣 里見内閣総理大臣
カップル 前田敦子


www.youtube.com シン・ゴジラ『予告』です 掲載させてもらいます。素晴らしい動画感謝します。
                           


あらすじ
東京湾アクアラインでトンネル崩落事故発生、当初 大河内内閣は、海底火山爆発か熱水噴出孔が原因とするも矢口蘭堂長谷川博己内閣官房副長官はネット上の動画で巨大生物の存在を示唆するも無視される。
しかし内閣会議中にテレビ画像で尻尾のようなものが映され、水棲巨大生物とされる。 大河内清次大杉漣内閣総理大臣の会見中に巨大生物は鎌田に上陸する。
対策として駆除するため自衛隊が出動するものの火器使用ができない。 巨大生物は最初蛇行するも突如、進化二足歩行を行う。その後、巨大生物は東京湾へ姿を暗ます。
政府は巨大不明生物特設災害対策本部を設置、事務局長に矢口を置く

オッサン的映画批評

映画シン・ゴジラ足りない視点 3つ
遠い昔、子供の頃 何作か『ゴジラシリーズ』を見たのを思い出しつつ、この映画を見る。
監督はあのエヴァンゲリヲン庵野監督! エヴァ好きのオッサンはいそいそと映画館に見に行き『お~現実のエヴァだ!!』と喜んだのを思い出しました。 アニメのようなカット割り! 早口で良くわからない所は多い物のあのスピード感! そしてヤシマ作戦もどきのヤシオリ作戦!! など まじエヴァでした。
そして 本日改めてこの映画を見ましたが、やはりこの迫力 まじハンパない!! 
カヨコ・アン・パタースン (石原さとみ)がちょっとウザイが興行収入80億円超は頷けます。
いろいろと他の批評を読み直すもやはり二重丸が多かったようです。 
・・・ということで賛の意見は他の方に任せるとしてオッサンんはあえて否の部分を書きたいと思います。
この映画の否の部分は、感情移入できない事では無いでしょうか?
他の方はどうかわかりませんが何故かオッサンはそう思いました。
感情移入できない⇒感動の涙が流せない!

 

映画『シン・ゴジラ』足りない視点 3つ
①被災者の視点!
物語の主人公が政府の役人という事もあり政府の視点ばかりが目立つ! 東北大震災の影響はもちろんあるとおもいますが、政府のゴタゴタで話し進まず、後手後手に回るサマはほんとに日本っぽい
しかし、何故か感情移入が出来ない! 
何故か?
昔のゴジラは感情移入が出来た!!
理由は被害者が出てくることは出て来るのだがタダの脇役の群として出て来るのみだからでは無いでしょうか?
最初 ちょろっと出て来るだけのカップル、前田敦子のようなのを何度も出し 台詞を与えるだけでも感情移入がもっとできたと思う 
例えば 前田敦子彼氏自衛隊にするだけで簡単にできる。
おそうじのおばさん?やデモ?の人などに視点を少し映し、台詞を上げるくらい余裕は欲しい!

⓶マスコミの視点!
現状のコロナでもわかるように日本はマスコミに右往左往させられている。
ニュース映像程度は何度か出て来るもののやはり、①の被害者の視点を増やすためにもマスコミの登場をもっと多くするべきだろう
テレビ局のヘリを飛ばして『これを撮るのが俺の仕事!』とか言わせれば良いでしょう
話はややこしくなるかもしれないが、上映時間2時間弱、あと30分~1時間程度長くとも全く問題ない!
テンポは大事だし、すばらしいと思うも緩急は必要!
今回のシン・エヴァンゲリヲン第三村あってこそのシン・エヴァンゲリヲン


天皇陛下と日本の風景
この映画の舞台は間違いなく日本
日本を代表するものが抜け落ちている。
日本は天皇しらす国』
先の第二次世界大戦東北大震災天皇陛下を抜きには語れない。

ラストの里見祐介 (平泉成)総理大臣が頭を下げているシーン・ワンカットだけを天皇陛下にすればそれだけで感動できる。


大きなビルは倒れるも城や寺社は全く出てこない、これも感情移入できない点
海外に日本を印象づけるなら必ずそれらも必要!
ヤシオリ作戦の前に誰かにお守りをもらいに行かせれば足りる。カヨコ・アン・パタースンに行かせれば鼻につかなくなるだろう!

台詞は『おばあちゃんに教わった・・・』でOK!


オッサンのように東京の地理わからない人間は感情移入出来ないのはそれもある。
思い出せる風景が少ない

 

以上3点を入れることによって
涙の流せる『シン・ゴジラ』に変わると思うオッサンでした。
是非 シン・シリーズウルトラマン仮面ライダーでは感動の涙流したいです!!


蛇足ですが・・・台詞の中にちょいちょい『この国は・・・・』と来るのも解せない!
なぜ『我が国』と出来ない 政府関係者ならありえない!! 
一度だけ『我が国』と出てくるところ やはり スッキリします!!

 

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